本日の講話者は㈱炭澤鉄工 代表取締役 炭澤吉治氏です。
2008/4月に倫理法人会に入会、9月には当会の幹事を務められています。
30歳で家業を継いで工場を増設して現在16名のスタッフと共に頑張っています。
鉄工所の一般の仕事のみならず、建築、工作、機械部品の製造、金属加工、コア技術を得意とする、精密機械の複合加工等、難しいコンピュター設定を施しながらの、100分の1mmの細かい加工作業をされています。油圧ショベルや、トラック、ブルドーザなど私たちに馴染みの深い車の重要な箇所をになっている、責任ある仕事です。
鉄工業界も10月より5割、3割減、リストラや週休3日等と大手関連会社の大変さが当たり前のように毎日聞かされ 100年に1度と言われる不況です。
オイル、バブルショックより大変な時代になっているのが現状ですが、倫理を学んでいるからにこそ、ピンチをチャンスととらえる考え方をしなければいけないと思います。
価値感を押し付けるのではなく同じ価値感で体験、経験した中で、気づく事の手助けやきっかけをを教えたい。社長と同じ志を持った社員を育て、信頼関係を膠着して共に育つため、想いを伝える努力をしていきたい、気づいたらすぐする事として、毎日社員一丸となって、トイレ掃除、会社廻りの清掃を続けています。自分から発信をしているといつかは本人に戻ってくると思います。
倫理で磨きをかけて人に良い、エネルギー 影響を与える人になりたい。
社員が生き生きとした人生を送れるように、会社があって良かったと思ってもらえるように、職場を通じてのお手伝いをしたい。
社員、家族に感謝の気持ちも述べられていました。
『社長の頑張っている姿をいつも見ているので、今日の講話を聞きに来るのは当たり前です』ときっぱり話されている社員の方々の姿勢がとても印象的でした。
家族や社員はいつもトップの後ろ姿をすべて見ているのだと、改めて身を制しなければと思いました。
お母様、お子様、妹様、沢山の関係者に見守られながら、楽しそうに話されている炭澤さんに暖かいものを感じました。
本日の参加者は34社47名でした。週明けの朝の速い時間にもかかわらず沢山の御参加ありがとう御座いました。
幹事 木下真知子