朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなり、”朝4時に布団から脱出する”のが、一日のうちで最も気合と根性が必要になってきた今日この頃です。
さて、今年のMSも残すところあと3回。本日の講話は皆様ご存知、金沢まいもん寿司 ㈱エムアンドケイ代表取締役 木下浩嗣氏です。
最近、忙しくてなかなかMSに出席できないという氏は、今日もこの後、東京に出張されるとか。海外への事業拡大にも積極的に取り組んでいるとのことで、先日などはタイはバンコクのスワンナブーム国際空港封鎖により、現地で足止めされ、大変な思いをしたそうです。この話だけでも、十分興味深い講話となりそうですが、それはまたの機会に改めてお伺いしたいです。
さて、現在はアメリカ発の金融崩壊で100年に一度の経済状態。来年の見通しもつかないこの状況下で如何にして、自社のブランディング、他社との差別化を図るには?それは、社長(会社方針)と社員の精神を一本化することにあるとのことでした。
世界に蔓延る間違った”日本食”。日本を正しく理解してもらうためにも、“本当の日本食”=寿司により、日本の文化を正しく世界に広めるという、熱い想いと信念をお持ちの氏ですが、必ずしもそれが社員皆に浸透しているわけではないということを、幹部社員からの批判から思い知らされたとのことでした。
自らの言葉が足りなかったことに反省し、この想いと信念を社員一人ひとりに伝えるためにはどうすればよいかを、常に考え、そして実践中であるとのことでした。
倫理の学びが血肉になっているか。教えと行動が一体となっているか。知識だけでは不十分、実践することが大切である。最後に氏の座右の銘をいただきましたので、ご紹介いたします。
「人間万事塞翁が馬」 人生の禍福は転々として予測できない
「疾風に勁草を知る」 はやい風が吹いて初めて強い草が見分けられるように、厳しい試練にあって初めて意思や節操の堅固な人間であることがわかる。
今週も大変素敵なお話を頂くことができました。感謝。
講話内容編集 西川 崇 更新 上野 達也