2009年1月26日月曜日

2009.1.19 第70回経営者モーニングセミナー

体調不良で、ブログ原稿を書くのが遅れてしまいました・・・申し訳ありません。
この時期、本当に天候・気温ともに不安定ですから、皆さんもくれぐれもお気をつけください・・・

さて今回の講話者は、金沢市議会議員で、石川県倫理法人会 副幹事長を、そして金沢市北倫理法人会で副会長を務めておられます、山野之義氏です。
講話資料かつ出席者へのお土産として、山野さんがご自身の価値観・社会観・歴史観を綴った、立派な書籍、『私の尺度』が配られました。これにはモーニングセミナーに参加された方からも“すごいなぁ”との声。

そして講話へと入った訳ですが・・・本当に話し振りの軽妙なこと!速いテンポで話はどんどん進むのですが、聞いていて自然に惹きこまれました。

講話テーマは『文化としての日本語』ということで、ともすれば重く硬い話と思いがちですが、笑いを交えながら、話はどんどん進みます。
その中で、様々な言葉の語源について触れられていましたので、配布レジュメから一つご紹介を。

~『言語』という言葉の語源~
「言」
口は神への祈りの文である祝詞を入れる大きな器。辛は刑罰として入れ墨をする時に使う、取っ手のついた大きな針。

「語」
口の上に固く結んだ木の形で蓋を置き、祈りの効果を守る意味があって、語は祈りの言葉のこと。

いかがでしょう、「言」と「語」、二つの語源を見ると、何となく「言語」という言葉の本質が見えてきます。改めて、言語、言葉っていうのは重いものなんだなぁと考えさせられました。

山野さんはもともと東京(ソフトバンク)で働いておられましたが、お母様の体調が悪くなったことを機に、故郷金沢へ戻ってこられたとのことで、それから僅か4ヵ月の準備期間を経て選挙へ立候補、当選されたとのこと。
自分の思い・信念を綴ったチラシを、一件一件に配って周った当時のことを話されましたが、その話を軽妙に話す山野さんを見て感じたこと。
『何かをやってのけた人』というのは、他から見て、『大変だなぁ』と思うことを、周囲に明るく、そして楽しげに話します。明朗愛和とは倫理の教えですが、明るく講話される山野さんに『実践者』の姿を感じ
ました。

幹事 蓮野 貴宏