2009年4月13日月曜日

2009.4.13 第82回経営者モーニングセミナー

今朝の講話者は(株)金沢自動車 代表取締役 笹野由彦様です。

テーマは「人と人とのつながりの中で生かされている自分」

笹野さんは壇上に立たれたとき少し緊張されている様子でした。しかし講話が始まると来場者の笑いを誘い、一気に笹野さんのペースであっという間に講話が終わった感じがしました。

先ずは自己紹介から。笹野さんは金沢高専の出身で、部活では高校から始めた卓球で人一倍の練習をこなし3年生の時に団体メンバーに選ばれ団体全国制覇を成し遂げられたそうです。

高校を卒業され家業を継ぐため大阪に修行に出て勉強され、それから実家に戻り会社に入社し、24歳の時に創業社長のお父さんが倒れ、専務取締役として経営に携わることになったそうです。

専務取締役という立場での経験の中、あるときロータスクラブ30社が集まり感謝祭を開くことになり、そのとき実行委員長を任され、年上の経営者を動かさないとならなくなり大変困ったそうです。しかし、感謝祭は3650人を集め大成功され、経営者を動かせる経営者なら、社員を動かすこともできるだろうということで会社経営に自信をもったそうです。

それから笹野さんはトイレ掃除を必ず社員が来る前にするそうでこれを長年続けられています。トイレ掃除は自分に謙虚になり、感謝の気持ちが涌いてきて、いろいろな気づきがあるそうです。
また、腰を悪くした時には、体重を80キロから65,2キロにダイエットされその時も体を変えることができた事で自分に自信がついたそうです。体型を維持するには努力が必要。進化するためには3倍の努力が必要。100年に1度の不況といわれる不況の中でもダイエットの経験を生かして会社もダイエットして今までの3倍の努力で進化しているということでした。

他にも笹野さんは異業種交流会を立ち上げられ、今では会員数は70名以上。会では色々な勉強ができり、人脈を拡げ、信頼関係を築くことで景気に左右されない経営が出来るということでした。

これからは心の時代の幕開け。お金で買えない価値を提供し、集客・収益をあげる戦略を実行していきたいと講話を締めくくられました。

副専任幹事 上野達也