2009年6月3日水曜日

2009.6.1 第87回経営者モーニングセミナー

今朝のMSの講話者は、㈱岩本屋 代表取締役 岩本 修一様 テーマは「100店舗100億企業目指して」でした。
現在は、福井と金沢に4店舗のラーメン店を展開されています。
 
東京に遊びに行ったとき恵比寿のらーめん香月の背脂に衝撃を受け、ラーメン屋になろうと決意されたとのことでしたが、大きな衝撃を現実に形にしていくということは、なかなかできるものではありません。
印象的な言葉は、福井で運送業にかかわっていてトラック運転手をしていたときに「物をはこんでも形として残らない。形に残る物作りにかかわりたいと強く思った」というものです。 
  
その後、3ヶ月の間東京でタクシーの運転手をしながら、およそ100杯ものラーメンを食べ歩き、ラーメンへの情熱、まさしく物作りの情熱を胸に生きてこられた現在までの道のりを語られました。
 
大きな衝撃を大きな形にしていくことは、まさしく実践する日々の連続であったと思われます。
 
経営理念は「先義後利」義を先にして利を後にするというものです。まず義を重んじることで、自因自果、利益は後からついてくるという考え方です。100店舗100億企業を達成される日が楽しみです!

また、多くの人は倍以上を求めてゼロになるから、多くを求めすぎずに毎年2割り増しの気持ちで大きくしていきたいとの堅実な言葉がまたグッとくるものでした。

さらにダーウィンの進化論の「もっとも強いものが生き残るものではなく、もっとも変化に強いものが生き残る」を前提に、岩本屋は変化に強い企業でありたいという力強い決意で講話を締められました。
 
岩本屋各店の店長様はじめスタッフの方々にもご参加いただき、おおきな帆をはった大海を渡る岩本号の
勢いを感じました。
  
ロマンの匂いのする企業っていいですね!倫理をベースとして、そこにロマンを漂わせていることはダンディきわまりないと感じます。
一杯のラーメンに多くのロマンがあるわけです。

今日も、幸せを感じる私です。ありがとうございます!                               
幹事 藤田京子