2009年6月17日水曜日

2009.6.15 第89回経営者モーニングセミナー

今朝のMSの講話者は「きものつくりびと」木村 節子様です。

テーマは、「現在ただ今 さしあたるその事のみをただ思え 過去は及ばず 未来は知られず」

加賀友禅の仕事に就かれて34年間。

ご主人様がALSという病気により絵を書く手が不自由になりました。
なんとか仕事を続けるために、指を使って書かれたそうです。
その時に、金沢百景という20枚の指絵を書かれました。
その絵を、全国のNPOの方々、着物にかかわる方々が各地区で個展を開いてくれたそうです。
また、亡くなられる前に、全国から仲間が集まり、楽しい時間を過ごすことができたそうです。
ご主人様は生前葬だと喜んでおられたそうです。
まさに、人との絆の重要性をお話されました。

お話の中から、今できることを一生懸命にされる姿が映し出されました。

また、ご主人様と共に歩かれた41年間の思いをお話していただきました。
41年間、いろんな事があったけど、「主人に育てられた」とお話されておられたことが印象的でした。そして、「まだまだ、しゃばで勉強しろ」とご主人から言われているように感じられる
とお話されておられました。
ご主人様と永遠の繋がりを持つ、木村節子様の幸せが伝わってきました。

2年前にご主人様がお亡くなりになり、やりたいことを見つけられたそうです。

①加賀友禅の仕事を続ける
②金沢着物探検隊の活動を行う
③指書絵を続ける
の3つを実行していくことを決意されたそうです。

最後に、年を重ねていく間にいろんな苦労がありましたが、今、思うこと、年を重ねることはうれしいこと、大切なことである。とお話されました。
それも、34年間ひたすら仕事に打ち込み積み上げた日々の歴史、また、それにより多くの友を得られたことを実感されておられたように感じました。

それが、「現在ただ今 さしあたるその事のみをただ思え 過去は及ばず 未来は知られず」のメッセージだと感じました。

これからも、一人一人にあった着物作り きものつくりびとスペースとしてのご活躍を期待しております。

夫婦愛、そして友との愛が感じられる感動的なセミナーでした。

ありがとうございました。

幹事 島崎正和