2009年8月26日水曜日

2009.8.24 第99回経営者モーニングセミナー

本日の講話者は、㈱日本総合公社 代表取締役社長の鶴賀 雄子様でした。

新調したばかりという夏らしい鮮やかな空色のスーツで、ご登壇されました。
社長就任時の裏話や、学生時代のお話など面白おかしくご紹介いただき笑いの絶えない素晴らしい講話をいただきました。

日本総合公社は、北陸3県で清涼飲料水の自動販売機を取り扱う会社です。
鶴賀さんが社長となったのは今から6年前のことでした。その当時、同社は大変な経営危機にあったといいます。その会社をいかに引き継いで、どのように立て直したのか?

実は、社長に就任するまでは経営危機にあるということを知らされていなかったというのです。社長就任の株主総会のその席で責任の重さを知り、会社を立て直すという固い決意をなさいました。

社長に就任してからは、女性らしい決め細やかな感性と真逆の発想で、社内の無駄、矛盾を一つ一つ是正して、会社を建て直し今日の日本総合公社を再建しました。
その原動力になったのは、鶴賀さんの根性とお客様に対する真摯な姿勢ではないでしょうか。

学生時代、水泳と合気道をならっていた鶴賀さんは大変負けん気が強いそうです。
ある惣菜屋でアルバイトをしていたとき、ほかのアルバイトには負けたくないとの思いと、お客様に喜んでいただきたいとの想いから、お客様の顔と何を買われたかを徹底的に憶えていったそうです。そして、お店の前を通りかかったお客様に「先日、混布締めをお買い上げいただいたお客さま!お味は如何でしたか?」と声をかけたところ、びっくりしたお客様は「今日は買う気はなかったのだけれど・・」とお買い上げいただいたそうです。
この結果、アルバイトをやめるころには鶴賀さんの前にはお客様の行列ができるようになったそうです。

本日の講話も、本当に楽しく勉強になるものでした。月曜日からついてるついてる!!

副事務長 西川崇