2009年12月24日木曜日

12月21日第115回モーニングセミナー

講話者/(有)アカネ不動産商会 代表取締役 須加 栄 (すか ひさし)氏
金沢市西倫理法人会 会員

テーマ/進行する不自由さの中で

須加さんは、今現在、緑内障をわずらい目に不自由を感じています。
そのことが講話のテーマとなっているのですが、しかし、そんな不自由さを感じていないかのようなハツラツと元気な声で「スカっと爽やか、すかひさしです! 」と自己紹介され講話を始められました。
須加さんは小さい頃にご両親を亡くされ、あずけられて育ったそうです。小さい頃に親がないため、心が不安定だったせいか、3歳ごろまでの記憶がハッキリあり、そして、6歳までに人生とはこんなものか。と、悟ったそうです。だから、生意気な子供だったそうです。
小学校6年生から働きはじめ、中学2年の時に蒔絵職人になるため親方に弟子入りしました。
勉強のほうは中学にはいって数学にハマり、周りから「学者」と呼ばれていたそうです。
仕事をしながら、勉強し、大学へは奨学金とアルバイトをして卒業しました。
大学のころに芸術的なことに興味を惹かれ、文学作品や芝居を見、講話中にも最近の宮崎アニメのことから絵画のこと、ダ・ヴィンチなど色々話をされました。
また、その芸術をみる目は蒔絵職人の目で見ているとおっしゃっていました。
その蒔絵職人の目から見た地元金沢の良さを、職人文化が色濃く残る街として自分なりに発信していきたいと最後におっしゃって講話を終わられました。
副専任幹事 上野達也