2010年5月15日土曜日

5月14日 第134回モーニングセミナー

今朝の講話者は竹田恒泰さま。明治天皇の玄孫に当たられます。
現在は作家として、また慶応義塾大学の憲法学の講師としてご活躍されています。
竹田先生におききしたところ一年をかけて憲法第一条を学ぶという大変ディープな講義をされているとのこと。
 また前日の木曜日13日には第二回 金沢竹田研究会が開催されました。そちらは130名ほどの
参加で日本人として知っておかなければならないことや、日本という国の精神性の高さ。また台湾人に愛
され続けている八田與一について、また今回からは古事記の現代語訳(竹田先生スペシャルバージョン)
を読みながら神々の誕生や神代の時代について学びました。
 大変な熱い熱気ムンムンの会場のグルーブ感を先生がさらにたばね上げていくような感覚がありました。
 さて今朝のタイトルは「天皇と経営論」
 
 まず始めに日本は現存する国家で世界最古の国家であるということからスタート!
200年から300年続けば奇跡といわれる中、日本は2000年以上、国体を維持してきたという世界最高の
歴史を誇る国だと。
 また天皇と国民の関係において一度も対立関係になったことがない強靭な絆で結ばれた親子のような関係
にあるということを力強く語られました。
 またこの絆は現代世相にあるような簡単に切れるものではなく、天皇が国民を思うことをたとえていうなら親が
子を無条件に愛しその子の幸せを祈り続けるような絶対的な愛であると。
 
そこからさらに日本国はこの関係性が根源となっていて、企業経営に活かされてるという、労働における精神性の
相違(他国と日本国との)について語られました。
 また日本は他国の経営論を見習おうなどど思わず、日本にすでに在る精神性の高い仕事というものに対する
概念のすばらしさを再認識するべきであると。
これからの時代は日本的経営がもっと見直されるべきで、わが国の未来は前途揚々!!
日本の文化のレベルの良さ、高さ、豊かさは誇るべきものがあると眼鏡の奥の瞳をピカピカに光らせて仰られました。
その気迫や日本の未来を善きものにしたいという思いの強さがほとばしるすばらしい講話となりました。
 日本万歳!いやさか!いやさか!でございます。
私たちもこの倫理法人会を通して学び深め、このたぐいまれなる美しき国に生まれたことに無条件に感謝し、日本の未来を
私たちの意志でもって守らねばならないと切望します。
 私たちには必ずご先祖さまがいて、その多くの魂のエナジーを受け継ぎこの世に誕生しています。
そのことはどなたも感じていることだと思います。
感謝の日々とともに私たちの幸福を無条件に祈り続けてくださる天皇の存在についても、再認識するべきときがきたと
感じます。誰が祈らずとも天皇は日々祈ることをされています。
   以上、幹事   藤田京子よりみなさまに報告させていただきます。