2010年12月4日土曜日

12月3日 第161回モーニングセミナー

家を出てモーニングセミナー会場に向かう時、外はまだ真っ暗で冷気に目がパッチリと覚める。

昨日は『朝礼研修』で2時間しっかり研修したので、いささか喉が嗄れているが心地よい達成感を持って一日のスタートが切れた。

今日は昨日の『朝礼研修』に引き続き、津隈東海・北陸副方面長にお越し頂いてのモーニングセミナー、元気な津隈さんの講話を楽しみにしながら会場に向った。

5時15分の役員朝礼は津隈さんも交えての朝礼、昨日に負けないような元気さで参加者全員が大きな声で進行でき、さっそく研修の成果が出たと嬉しく思いました。

津隈副方面長の講話が始まる。元気で大きな声と笑顔でスタート、津隈さんの魅力が光る。

テーマは【縁を生かす】です。

津隈さんは宮崎県高千穂の出身で、ご両親が倫理法人会に入会されて大きく変わったことで、自分も倫理を学ぼうと倫理研究所に入所されたそうです。

人との出会いによって人生が変わる「自分は蕎麦が嫌いだったが、友達の打った蕎麦を食べて蕎麦が好きになった。その友人と出会わなかったら、今でも美味しい蕎麦を食べることはなかった」と、人と出会う〝縁〟の大切さの話から話が始まる。

人との出会いはみんな平等だが、その出会いを活かす人と、そうでない人がいる。活かせる人とは素直に大きな心を持って、まず相手を無条件に受け入れることが出来る人だそうです。そして男の器量とは《相手の短所をどのくらい受け入れられるかで決まる》「お前はなんだ!」と相手に言う前に「自分はどうなんだ!?」と省みることが大切と話されました。

「縁を生かすとは、まず自分を生んでくれた両親に感謝し、そして万象に感謝することが最も大切で、出会えた人たちに恩を返していくことも忘れてはいけない、自分のしたことはサラリと忘れ、して貰ったことは忘れない、そんな自分創りにこれからも倫理を学び続けていって下さい。」と最後は締めくくられました。

ある人が母親の足を洗った時の話、そして津隈さん自身の母親との苦い記憶の話、わずか40分足らずの講話の時間でしたが、笑いあり涙ありの津隈さんらしく素晴らしい講話に、参加して下さった方々も心に残る講話となりました。

11月28日 第160回モーニングセミナー

「本日の講話者はテレビ金沢 報道制作部次長 プロデューサーの蔵 宏太朗さまでした。
『二時間ワイドじゃんけんぽん』『五木寛之の新金沢百景、新金沢小景』『弦 哲也の歌物語』
『松原健之の街角ハコうまコンサート』『となりのテレ金ちゃん』など皆さんがきいたら、みんな
知っているような人気番組を担当されています。
またプライベートでも坂本龍一ばりのピアノ、アコーディオン、作詞活動、バンド活動など、ひっぱりだこの
忙しさです。私の大切な親友のご主人さまでもありますが、いつお会いしてもニコニコ笑顔が絶えず、
一瞬にして誰をも幸せにするようなオーラであふれています。
 さて、今回の講話は数々手掛けられた番組について、エピソードや映像を交えて話していただきました。
高野山と野田山とのリンクのなかから、紡ぎ出される繊細な情景。レオナルド・ダ・ウ”ィンチから大野町の物語へと
思いを馳せたり、番組の中で奇跡のように生み出される一期一会の映像の世界について熱く語っていただきました。
 野田墓地の映像がスクリーンに大きく映し出されたところで、「この回ではお墓について、五木寛之さんと語りながら
どんなふうに構成するか、テーマを何にするかについて、数々の意見がでました。現代では横のつながりは広く大きくみえますが、
縦のつながり、ご先祖さまとのつながりに光を当てることが大切なことではないか」と発言され、倫理法人会でも最たる重きをおく
このテーマに、参加者の皆さんが大きく頷かれていました。
他にも、人形供養の日の女の子が人形とさよならするシーンなど胸がキュんとなる映像が印象的でした。

今回、講話が終わり、食事会のときに北陸大学の藤下先生から「こんなにすばらしい講話!もっとたくさんの方に聞いてもらえた
らよかったね」と言われました。
同感です。
映像を紡ぎ出すプロの講話には、人生を多く見つめてそれを映像化するときに凝縮するためのエッセンスがあり、そのエッセンスが
キラキラ光るすばらしい朝の時間となりました。
 ありがとうございました。
                                     幹事  藤田京子