「本日の講話者はテレビ金沢 報道制作部次長 プロデューサーの蔵 宏太朗さまでした。
『二時間ワイドじゃんけんぽん』『五木寛之の新金沢百景、新金沢小景』『弦 哲也の歌物語』
『松原健之の街角ハコうまコンサート』『となりのテレ金ちゃん』など皆さんがきいたら、みんな
知っているような人気番組を担当されています。
またプライベートでも坂本龍一ばりのピアノ、アコーディオン、作詞活動、バンド活動など、ひっぱりだこの
忙しさです。私の大切な親友のご主人さまでもありますが、いつお会いしてもニコニコ笑顔が絶えず、
一瞬にして誰をも幸せにするようなオーラであふれています。
さて、今回の講話は数々手掛けられた番組について、エピソードや映像を交えて話していただきました。
高野山と野田山とのリンクのなかから、紡ぎ出される繊細な情景。レオナルド・ダ・ウ”ィンチから大野町の物語へと
思いを馳せたり、番組の中で奇跡のように生み出される一期一会の映像の世界について熱く語っていただきました。
野田墓地の映像がスクリーンに大きく映し出されたところで、「この回ではお墓について、五木寛之さんと語りながら
どんなふうに構成するか、テーマを何にするかについて、数々の意見がでました。現代では横のつながりは広く大きくみえますが、
縦のつながり、ご先祖さまとのつながりに光を当てることが大切なことではないか」と発言され、倫理法人会でも最たる重きをおく
このテーマに、参加者の皆さんが大きく頷かれていました。
他にも、人形供養の日の女の子が人形とさよならするシーンなど胸がキュんとなる映像が印象的でした。
今回、講話が終わり、食事会のときに北陸大学の藤下先生から「こんなにすばらしい講話!もっとたくさんの方に聞いてもらえた
らよかったね」と言われました。
同感です。
映像を紡ぎ出すプロの講話には、人生を多く見つめてそれを映像化するときに凝縮するためのエッセンスがあり、そのエッセンスが
キラキラ光るすばらしい朝の時間となりました。
ありがとうございました。
幹事 藤田京子