2007年8月10日金曜日
2007.8.6 第3回経営者モーニングセミナー
「人を相手にせず、天を相手にせよ。」
第3回目のモーニングセミナーは、前回からの持ち越しの役員スピーチ、岡田昌美さんのスピーチからでした。倫理法人会を一度脱会していたときに、やはり常々いろんな方のお話を聞く機会を持つことが大事と強く感じられ復会された思いを語られました。
続く会員スピーチは西野会長。金沢市西を、またこの会を更に発展させていきたい、という強い念いがビビッと伝わって参りました。
会長挨拶では中崎会長が、自社の中で起きた一騒動から「対立より強調」がよりよい問題解決に繋がるとの思いを新(あらた)にされたというお話しをされました。人は忘れる生き物で、気をつけていたつもりでも、いつしか忘れていることがある、という辺りはすごく共感を覚えました。また、その事に気づいてご自身を律する会長の姿勢は素晴らしいですね。
本日の講話は米林克正氏。
高校中退で始まった経歴のご紹介には、感嘆のひとことです。さらりとお話しされていましたが、大変な努力家であり、人一倍向上心の強い方であることが窺えました。そして、今経営者としてご自身の倫理規範とされている言葉をご紹介頂きましたので掲載しておきたいと思います。今日のブログのタイトルから始まる文章で、西郷隆盛翁の遺訓だそうです。
人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして、己れを尽て人を咎めず、
我が誠の足らざるを尋ぬべし。
米林社長の爽やかさや温和な笑顔は、こういう言葉を日々意識されているところから発せられているのかな、と思いました。
by 伊藤美由紀