2007年9月3日月曜日

2007.9.3 第6回経営者モーニングセミナー



8月も終わり、9月第1回目のモーニングセミナーでした。西金沢西準倫理法人会も、スタートから1ヶ月以上が過ぎ、今日から、役割分担が変わりました。田中幹事の司会から始まり、朝の挨拶は杉原幹事。

今日の輪読は、「子は親の心を実演する名優である」。それを受け、会長挨拶では、中崎会長が一番尊敬しているというお母様と感心するくらい良く働く娘さんのお話を(自慢げに・・笑)されました。家族との心の繋がりの大切さを感じさせて頂きました。

 会員スピーチでは、中村正夫幹事から「社員にやさしく接しようと思います」と宣言されました。それまでは、社員さんに厳しく接していたとのこと。何が中村正夫幹事を変えたのか!?

実は、昨日(日曜)より幹部研修で、法人局スパーバイザーの大園義友氏から倫理活動について勉強させて頂いていたのですが。研修後の懇親会での氏との会話に答えがあるようです。(私は懇親会を欠席したために詳細は不明。残念!)

本日の講和は、その大園氏。氏の倫理法人会への入会のきっかけから実際の体験談をお話されました。中心のテーマは、「他人は変わらない。自分が変わる。」でした。

氏は、鹿児島県甑(こしき)島出身、東京に出られ、30歳で建築機械リースの会社を創業されました。10数年たち事業も順調に推移し、「変わらない社員を見るたびに、それを変えようとした自分がいた。それでも、社員は変わらない。」ことに悩んでいました。

それが、ある人に「人は変わらない。自分が変われば人が変わる」と言われ、その言葉が、スーと腹に落ちていったそうです。その人とのご縁で倫理法人会に入会するきっかけとなりました。初めてのモーニングセミナーに車を走らせている時に、真っ赤な太陽が目に入り、「東京にもこんな太陽が見れるのか!どうしてそれまで気づかなかったのだろう」と思いました。そして、「15歳で島を離れたときの自分の血液は真っ赤だった。いつの間に真っ黒くなったのか・・・。」と思った瞬間に涙が溢れ出ました。涙の後は、すがすがしさを感じたそうです。

その他、倫理の実践の体験談等をお話されました。氏の講和は私たちに、

・人の心はすぐに曇ってしまう。その曇りが純粋だったら気づくものを気づかせないようにしている。他人(お客様、社員、家族、地域の人等)に求めたり、気遣う思いやりがなかったり・・・。

・その曇りを取り払うのがモーニングセミナーであり、17か条の実践である。

ということを教えてくれました。

「実践なき倫理は、雑念である。」と冒頭にもおっしゃられ、実践の大切さを実感させて頂きました。

by.小嶋隆史