2007年11月5日月曜日
2007.11.5 第12回経営者モーニングセミナー
本日の講話者は、千葉県の倫理法人会会長を2期務められました、増田運輸(株)
代表取締役、増田彰司氏。
関東一円に365日24時間チルド輸送業務を展開されておらえ、3年前に社長職を息子さんに譲られました。
自己紹介では、両手で名前を書くという特技を披露していただきました。
これは決断をする時に行うそうですが、迷いがあると片方の字が乱れるそうで、無心が大事だということをおっしゃられてました。
社員の方が、増田社長に結婚式に出席して欲しいとお願いしに来たときに、2つの条件を実行してくれたら出席させてもらうよとおっしゃられたそうです。
その条件とは、
1.両家の両親と共に先祖の墓参りに行き、声に出して結婚の報告に行くこと。
(今あなた達が生きてるのは、両親そして先祖の方々がいたからです。)
2.ダブルの布団を買うこと。
(夫婦になれば、喧嘩をすることもある。その時に、別々の布団に寝ていては仲 直りする機会も減ってしまう。一緒の布団に寝ていれば、”ごめんね”と謝れる。それは、明るい家庭を築きしいては明るい職場を築いていくことが出来る。)
この社員の方は2つとも実践し、増田社長に結婚式に出席を頂いたそうです。
この2つの実践は、子供が結婚したときに引き継がれることによって、日本に浸透し日本は良くなって行くのではないかとおっしゃられていました。
増田運輸では、新入社員の誓約書に”挨拶と掃除の出来ない人には退職してもらいます。”と書かれているのだそうです。
これは、両親、保証人の方々、そして本人に理解してもらうため、挨拶や掃除以外のことは社員教育で教えていくそうです。
また、増田運輸では、新車のトラックには入社式。廃車されるトラックには廃車式を行っているのですが、これは物は生きていて最後まで後始末をしなければならないという考えからくるそうです。
他にも、
・手帳には付箋を貼り実行したものから剥がしていく。
・管理職とは、行動、そして心に火を灯すこと
・月に一度妻と両家の墓参りにいき、先祖に先月あったことを声に出して報告する。
・大事なことは、明朗・愛和・喜働
・チャンスは 無限にある。
・倫理法人会は1時間早いけど、沢山の出会いがある。
など30分の間に実に多くのことを話して頂きました。
先祖・物への感謝の気持ち。
そしてこれからの日本を担っていく人たちに対して、私たちはいい習慣・考え方等を伝えていかなければと、考えさせられました。
by.高田 陽一