本日の講話者は社団法人倫理研究所 法人スーパーバイザー 角田恭恵氏 テーマは「倫理の実践で運命を変える」です。開口一番、私は主婦です、とおっしゃいました。私も主婦です。大先輩でいらっしゃいます。ところが、並の主婦とはまったく違うご活躍ぶりが講話の中で次々と明らかになり、驚きと感動のお話でした。ご主人は従業員300人を抱える会社を経営されるも、多額の借金を抱えることになる。夜逃げをしようと荷物の整理をしていたら、以前どなたからかいただいていた倫理の本が本棚から転がり落ちてきた。開いてみると「苦難は幸福の門」と書いてある。それが倫理を学ぶきっになった、とのこと。すごい出会い
です。現状をどうしたらいいだろうか?と相談すると、夫の言うことをすべてよし、と受け止めていく。器を作ることが重要、と言われた。夫は倫理の実践を始めた氏を当初は警戒して見ていた。ところが、倫理を実践し、掃除を続けるうち、ゴミをゴミと思わず、宝と思って拾いはじめた時、夫の事業が変わった。大口の契約がどんどん入るようになった、とのこと。
現代の親孝行を古いなどと思う風潮が、私たちの生きる力を奪っている。ご先祖様を敬い、親からいただいたすばらしいものを表に出すには、自分の会社だけが良い、と思っているようではいけない。それでは倫理活動といえない。
ただの主婦であるこの私が人のため、とやっていたことが自分のためになっているのだと締めくくられました。主婦としての根本的な自分の「あり方」が揺さぶられるようなお話でした。
25社26名の参加。
朝5時に会場に向かう道がずいぶんと明るくなってきました。動きやすい季節となり、ますますたくさんの方が会場に来てくださいますように。
by.梅原智恵子