2010年2月6日土曜日

2月8日第 120回モーニングセミナー

私の妻が「自家製味噌を作りたい!!」と言い出したのはつい先日。
そんな簡単に作れるの?と内心思っていた私ですが、なんと先日我らが山中会長の(有)SSDのイベントにて、無農薬手作り味噌ワークショップを行ったとの報告を会長挨拶で語られました。
思いはチカラといいますか、引寄せの法則が働いたのでしょうか?
ただ、私の想念が弱かったため、気づくのが遅くてワークショップの報告だけを聞くことになりました。とほほ・・。
やはり、即実践が大切なようです。倫理の基本ですね。

さて、今日の講話者は金沢プレミナンスの川本 紀男社長です。
社長にして料理長!まさに現場最前線で活躍する実践社長です!
料理長としての理念は、「お客様に喜んでいただくこと」
そして社長としては「利益を出すこと」
この二つを最優先に頑張っておられます。
川本さんの中・高校時代は野球一筋。しかし、高校一年のときに肩を壊してしまい野球を断念。割烹料理店の息子であった氏は、迷わず高校を中退し16歳で単身東京に修行に出たそうです。
この決断力と行動の早さ、そして自らの方向を定めたら一直線に突き進む姿勢こそが氏の成功の秘訣なのではないでしょうか?
氏はその後、数々のコンクールで優秀な成績を収めます。
不退転の覚悟で臨んだとのことでした。

1997年、金沢プレミナンスを開業し、起業した氏はシェフから、経営者となります。
事業は順調に売り上げを伸ばし、店舗も急速に増えていきました。
しかし、11期目に初めて赤字を出したとき、銀行の対応が明らかに変わったそうです。
一度赤字を出せばなかなか抜け出せないと語る氏は、このことで、経営者として大切なことを学んだとのことでした。
「利益を上げること」、そして「お客様に喜んでいただくこと」この実践のため、お客様に支持されない会社は潰すべきだと氏は語ります。そして、自らの目標を「お客様が求める店」と締めくくり、今日の講話は終わりました。
氏の実直な志が会場全員に伝わったのはないでしょうか。
大変素晴らしい講話でした。
感謝!

副事務長 西川