2008年4月13日日曜日

2008.4.7 第31回経営者モーニングセミナー

本日の講話者は(株)ジー アンド エス代表取締役社長 萩原 扶未子様でした。
テーマは「男女の特性を経営に生かそう」です。

萩原さんは会社の中で女性の組織をどうやって育てたらよいか?女性のお客をどうやってつかんだらよいか?また家庭の中で夫婦のコミュニケーションをうまくいく方法とは?
いろいろな事例をあげて説明してくれました。

「隣同士くっついてみてください。」こんなことでも男性と女性は感じ方は違います!
こう言われても男性は少し間をあけて座らないと気持ちが悪いし、女性はぴったりとくっつくことに何も抵抗を感じない。むしろ安心感を感じるそうです。

これが「男性脳」と「女性脳」の違いだそうです。

すぐ忘れる男と、ずっと覚えている女。
女性は現在、過去、未来、また家庭、PTAやテレビ、いろいろなことを同じ土俵の上で考えていますが、男性はひとつ、ひとつの事柄ばらばらに考えています。
これを萩原さんは女性は累積型の記憶、男性はリセット型の記憶と説明されていました。口ゲンカで女性に勝てる男性が少ないのもうなずけます。

だから女性はマルチな深い思考ができていっぺんに複数の指示出しができる
そうです。

また女性が「手が荒れてきたの。」といってきたら、それは「家事頑張っているんだねー。」と、ねぎらっててほしいからで、「ハンドクリームでも塗ったら。」と解決策をいっても答えにならないそうです。

男性は解決したがるし、女性は同調を求め、欲しい物、嫌なことをオーラで出す。そこに男性が気づけないとすれ違いを生むそうです。

他にも家庭の購買権は女性がにぎっているそうです。家や車といった高額なものからさまざま、何かを「買う」となると最終決定は奥さんがする場合が8割を占めていますから、商品を売る側は女性を無視できません。

男性は商品を売る場合、機能を重視していろいろな数字やデータを出して商品をアピールしますが、
女性は単純に「かわいいから。」といった感性で商品選びをするそうです。

こういう男性と女性の脳の違いを理解して企業の経営に生かしていきたいも
のです。

by.上野達也