2008年10月8日水曜日

2008.10.6 第56回経営者モーニングセミナー

 10月女性シリーズのトップバッターは、フィットネスクラブを経営するかたわら、オリンピック選手の養成もされている森 明子様。本日のモーニングセミナーのために、はるばる京都からお越しいただきました。

 テーマは「器械体操指導者40年の人生、これからも」森さんは、小学校4年生の時から中学、高校まで8年間、器械体操の選手としてオリンピックをめざしていらっしゃいました。しかし、選手時代に半月板を損傷、さらに段違い平行棒から転落するという不慮の怪我に見舞われ、腰を痛め、オリンピックを断念されました。

 悶々とした日々が続きましたが、心機一転、アメリカに渡ります。日本にもやがて健康ブームがくると確信し、栄養学や健康医学を学び、「運動・栄養・休息・ストレス管理」の4つを柱にした健康づくりを提唱してこられました。

 また、ノーベル賞を授与されたポーリング博士に師事。かつての日本の良かった時代を語る博士との出会いによって、欧米化し、危険な方向に向かっている現代の日本を変えなければならないと思い立たれます。そのためには日本人のお母さんから変えようと安産体操を考案。さらに子供から90歳の高齢者にいたるまで、年齢に応じた様々な体操や、リハビリ、メタボ対策といった目的に応じた運動方法を確立してこられました。

 やりはじめるとクセになる体操は、口コミで広がっていき、全国に多くのファンがいます。

 「体操を始めることによって、健康はいつでも取り戻せます。80歳で、57歳の健康年齢の方もいらっしゃいます。健康の名の下、これからも社会に貢献していきたい。」

 体操をやめたいと言い出す子のお弁当を調べると、メニューは決まって「お・か・あ・さ・ん・や・す・め」緑の野菜をたくさん取ることの必要性も語っていただきました。

                                 文 中山貴之

来週10月13日(月)の講話者は児童館職員・学童保育指導員の田中敏子様です。
朝6時よりテルメ金沢イルズにて行いますのでたくさんのご来場をお待ちしています。