2010年9月23日木曜日

9月23日(金) 第152回モーニングセミナー


今朝のMSの講話者は、医療法人社団あすなろ会 北川クリニック院長 北川吉明様です。

9月はドクター月間ということで北川先生が今月3人目のドクター講話者です。

北川先生は趣味でバトミントンを26年、声楽を16年続けていらっしゃいます。
バトミントンでは各種団体の役員を務められ、声楽ではチャリティコンサートなどを積極的に
開催され子供のためのボランティア団体に寄付をされています。

講話のテーマは「歌で健康!」

趣味の歌が健康にどう生かされているのか興味深い講和です。

講話は最初に声がでるしくみをわかりやすく解剖学的にお話されました。

声帯は筋肉で出来ていて、声帯を閉じたり開いたりしながら、その間を肺からの呼気によって
震わせて高い音、低い音をだすそうです。

また、声はその人の骨格と深く関わっていて、親子で顔が似ていたりすると自然に声も似てきます。

そして、歌を歌うということは顔や喉、肺だけでなく腰まわりの筋肉、すなわち腹筋、背筋も鍛えてないと
いい歌は歌えず、まさに歌は体そのものが楽器となるわけです。

では、歌を歌うことで体にどんないい影響を及ぼすかというと・・・

①腹筋、背筋を使うことで体の軸が整い腰痛予防になる。
②おなかを引きしめるので便通が良くなり便秘防止になる。(歌のトレーニングをするトイレに行きたくなる人も多いそうです)
③横隔膜が鍛えられて呼吸が強くなる。
④大きな声を出すことでストレス発散になる。

といった良い効果があるそうです。

最後に歌に限らず物事を身につける基本は・・・
まず、知ること(知りえた内容を記憶し、保つ)
そして、決意してやってみる(やってみて初めてわかることがある)
それから、疑問がでたら工夫してやってみる。
このくり返しによって自分らしい表現ができるようになる。

最後に素晴らしい歌を表現して講話を終えられました。

北川先生ありがとうございました。

専任幹事 上野達也