2011年2月28日月曜日

2月25日 第171回モーニングセミナー

今日の講話は誰でも一度は飲んだことのあるあの「ヤクルト」の会社
株式会社ヤクルト北陸 代表取締役 本多悦夫氏にご講話を頂きました。

昭和48年4月、ヤクルトに入社した本多氏は、研修期間中に経験した営業職を面白いと感じ、学生時代は技術系であったにもかかわらず営業職を希望し本配属となったとか。
以来、営業に必要なスキルとしてマーケティング論や中小企業診断士などの勉強を重ね、着実に営業マンとしての能力を高めて行ったそうです。
その本多氏にとって更なる修行の期間が訪れます。
人事・労務部への配属です。そこで給与関係の仕事などに従事することになりました。
この4年間がもっとも苦痛で何度も辞めたいと思ったそうです。
しかし、今になってこのときの経験が、経営者となった今の自分にとってもっとも必要な勉強期間だったと振り返ります。
人生において無駄なことは何一つ起こらない。本多氏の話を聞いて、そんな風に感じました。
私が今、ここで本多氏の話を聞き、多くの仲間と学ぶ機会を得ているのも、必ず意味のあることなのでしょう。

本多氏は「自分はヤクルトの話しか出来ない。ヤクルトの良さを一人でもたくさんの人に伝え、一人でもたくさんの人に飲んでもらい、一人でもたくさんの人の健康の役に立つことが、私の使命である」と語ります。
情熱を持って自らの仕事に没頭する。ある種、職人のような意気込みを感じるお言葉でした。

そして、今回は講話とともにたくさんのヤクルト商品をセミナー参加者にプレゼントしていただきました。
勉強できて美味しいヤクルトもいただけて、さらに健康になる。
こんな素晴らしい勉強ができる倫理法人会のモーニングセミナーに皆さんもぜひご参加ください。

監査 西川 崇

2月18日 第170回モーニングセミナー

本日の講話者は株式会社ゼック代表取締役で白山市倫理法人会、
幹事の永井祐城氏とフォトグラファーで金沢市中央倫理法人会、
幹事の赤土俊介氏でした。

日本熊森協会、石川県支部副支部長を務める30代の若いお二人が
『ドングリマン』をテーマにどんなお話をされるのか興味津々でした。

くま森協会は兵庫県の中学校教師とその教え子が有害獣とされる
クマを通して森が大荒廃している実態を知り、えさ場を失った
クマなどの大型野生動物たちがおなかをすかせて仕方なく森から
人里へ出てきては次々と有害獣として射殺されてしまう、
彼らを絶滅から救おうとたちあがったのだという。

永井氏と赤土氏が『ドングリマン』の劇を通して未来の子供たちの為に、
環境の為に、いい大人でいたいと話されていたことが心に響きました。
私も山や自然は大好きですが、日本の奥山が人間に都合の良い針葉樹の
スギやヒノキだけの植林になって野生動物たちのえさとなるブナや
ミズナラなどの広葉樹が減っていることを知りませんでした。
森が破壊され、生態系が狂えば巡り巡って人間に返ってきます。

『ドングリマン』の劇は小さい子供にもわかる森も動物も虫も守らなければ
人間は生きていけない自然の大切さ、そして実態を知った私たち一人ひとりが
未来の子供たちの為に、みんなが幸せになるお手伝いがしたいと思いました。
素敵な笑顔でお話しくださったお二人に感謝いたします。

幹事 表朱美

2011年2月7日月曜日

1月28日 第168回モーニングセミナー

前日からの大雪で朝から凍結状態の悪路のなか
たくさんのかたにお越し頂きました。

本日の岡田昌美会長挨拶は
「己を尊び人に及ぼす」
天職に一生を捧げよと学んだ。
他人を思いやる人の優しさ
他人を思いやる心が企業を救う

会長挨拶の後 新幹事 藤原 豊殿 辞令交付
いささか緊張ぎみのなか誠実な清々しい挨拶でした。

本日の講話者は大阪国際大学講師 久野 潤氏です。
テーマは「歴史から読み解くわが国のかたちー日本人が守ってきたもの」
です。
日本人が先祖から守って来たものはいったいなんだろうか。
歴史といえば国史である。
しかしながら最近の日本史の教科書では日本のことはどこにも書かれて いない。

政治ニュースにおいても政治家、自衛隊、バッシングされている。
現在の政治体制のくずれ、自衛隊の活動要請等の遅れにも不信が起きて いる。

日本をまもる。まもるものは公では国家、国際機関、地域
私的には個人である。
従来は国家安全保障に加えて人間の安全保障であった。
国家なくして安全保障はない。
国家とは領域、国民、主権であり、主権は国内外での権利である。
国の外、国際社会の成立により、国家主権の確立が必要
国外では宗教の違いで戦争が勃発していた。
国際連盟成立、国際連合成立
国家のせいで戦争が起こる
国家をまもる=領域、国民、主権
国体をまもる=憲法、法律以前の存在
天皇を中心とした国のカタチ
天皇とは万世一系。象徴+元首 近代文明以前の存在
戦争で人の命がたくさんなくなり、
国をまもるはずが国民を傷つけていた。
降伏したが、人を思いやる優しさから国民が守られているのである。
勝つことだけが国をまもることではない。
私は思った。すべてにおいて国民ひとりひとりが現社会で人を思いやる 優しさを
もって社会活動していれば自然と国が守られるのではないかと。

幹事 秦 知未