本日の講話者は株式会社ゼック代表取締役で白山市倫理法人会、
幹事の永井祐城氏とフォトグラファーで金沢市中央倫理法人会、
幹事の赤土俊介氏でした。
日本熊森協会、石川県支部副支部長を務める30代の若いお二人が
『ドングリマン』をテーマにどんなお話をされるのか興味津々でした。
くま森協会は兵庫県の中学校教師とその教え子が有害獣とされる
クマを通して森が大荒廃している実態を知り、えさ場を失った
クマなどの大型野生動物たちがおなかをすかせて仕方なく森から
人里へ出てきては次々と有害獣として射殺されてしまう、
彼らを絶滅から救おうとたちあがったのだという。
永井氏と赤土氏が『ドングリマン』の劇を通して未来の子供たちの為に、
環境の為に、いい大人でいたいと話されていたことが心に響きました。
私も山や自然は大好きですが、日本の奥山が人間に都合の良い針葉樹の
スギやヒノキだけの植林になって野生動物たちのえさとなるブナや
ミズナラなどの広葉樹が減っていることを知りませんでした。
森が破壊され、生態系が狂えば巡り巡って人間に返ってきます。
『ドングリマン』の劇は小さい子供にもわかる森も動物も虫も守らなければ
人間は生きていけない自然の大切さ、そして実態を知った私たち一人ひとりが
未来の子供たちの為に、みんなが幸せになるお手伝いがしたいと思いました。
素敵な笑顔でお話しくださったお二人に感謝いたします。
幹事 表朱美